丸日記

丸海てらむの日記です

マルスの立ち回りを言語化する

スマブラSPメモ。

 

相手キャラによって立ち回りがかなり変わる。

 

剣先なら判定が強く、単発火力も高いが、コンボ火力は低く持続が短い。

相手の始動技と殴り合ったらまず負けるが、牽制技同士でならリターン勝ちできる。

 

ちなみに筆者はVIP魔境くらいなので攻略の信用度もそれくらいです。

 

 

基本の様子見

「前歩きor前ステップ→小ジャンプor引きステップ」

ニュートラルゲームでは相手の技を見てから防げるギリギリの距離でこれを繰り返す。この間に相手が攻めてきたら見てから防御行動を取り、相手が何か隙を晒したら差し返しをし、動いてこないようならこちらから差し込みを狙うことを考える。

前歩きと前ステップを比べると、前歩きのほうがローリスクでローリターンである。前ステップをすると19フレームの間技が出ないしガードも出なくなる。19フレームの間相手が技を振ってこない、という確信を持っているときにやる。前歩き中は全ての行動ができるので、相手が何かやってきてもちゃんと反応できる。ただ前ステップのほうががっつりラインが上がるので、通ればちょっとだけリターンが大きい。

小ジャンプと引きステップを比べると、引きステップのほうが下がる距離が長い。深めの地上差し込み以外の全ての行動を避けることができる。ただしラインを大きく消費するし、19フレームも硬直するので見てからラインを詰められやすく、さらに前歩きに派生すると加速にかなり時間がかかるのでなおさらラインを詰められやすい。小ジャンプは浮いている間も自由に前後移動できるので、さらなる前歩きに派生しやすかったり、もちろん下がっておくこともでき、隙の少ない下り空前や下り空N、空中ジャンプにも派生できるので、相手からすると見てから何かしらリターンを取るということが難しい。ただし下がる速度は遅めで高度も低いので地上差し込みにも空中差し込みにもやや当たりやすい。小ジャンプのほうがやや攻撃的で、引きステップのほうが防御的である。

 

 

 

見てから防御系

「前ステップを見たら引きステップ、ガード、大ジャンプ、下強、マベコン、ダッシュ掴み」

→だいたいの攻めは引きステップでいなせる。うまくいけば有利展開が作れたり差し返しが確定したりする。また投げ以外のだいたいの攻撃はガードで防げる。ものによってはガーキャンでリターンも取れる。ジャンプを読まれていなければ地上差し込みは全部大ジャンプで避けられる。これもものによっては差し返せたり、そうでなくてもこちらから飛び込む有利展開になる。下強、マベコンは深めの差し込みを咎めダッシュ掴みはダッシュガードを咎められる。がやはり技を振るのはそれぞれリスクが大きい。

 

「前大ジャンプを見てから引きステップ、上強、空上、ガード」

→飛び込みには引きステップで避けると横強やダッシュ掴みで差し返しやすい。上強や空上で直に対空することもある。間に合わなそうならとりあえずガードを張ってみる。

 

差し返し

「確定している技のうちなるべくリターンが高いもの、前ステップ、前歩き、前ジャンプ」

→確定している技があればそれを振る。単発ダメージが高いのはマベコン下シフト、着地狩りができそうなら上シフトか上強か掴み。剣がギリ届かない間合いでもダッシュ掴みならステップをキャンセルしつつ綺麗に差し返せる。撃墜を狙うならマベコン横シフト、遠目なら滑り横強、高%なら下強からダウン横スマを狙うかもしれない。超高%ならダッシュ掴みから上投げを。

技が確定していないときでも前ステップや前歩きや前ジャンプで択をかけつつラインを上げることがリターンになる。有利フレームがやや残る程度に前ステップで間合いを詰めてまた様子見に移行するだけで、とりあえず相手の防御行動を誘発させてラインを上げたり差し返したりすることもできるし、相手が防御行動をあまり取らないようならほんとは確定しない場面でも何か差し込んでみたりする。

 

差し込み

「滑り横強、ダッシュ掴み、前ステ下強、小ジャンプ下り空N、ジャンプ読み空前(空上)」

差し込みとは? こちらから距離を詰めるなどして、確定していない場面で技を振ること、とする。基本的にスマブラはキャラの足が早いし技の発生が早いしで、キャラが2キャラぶん3キャラぶん離れたくらいの距離でさえ、技を見てから防ぐということができなくなってくる。そのため、とりあえずジャンプや小ジャンプやガードやステップで動き回ってキャラがどこで何をしているかわからないようにして、相手が技を振ろうにも当てづらい、という状況を作ることで防御とする。ということをみんなやっている。逆にこれをやらなければ反応できない速度で剣やらビームやら掴みやらが飛んでくるわけである。

僕が思うにマルスは差し込みが弱いキャラである。差し込み技のリターンが低く、リスクが高く、持続が短い。代わりに機動力があり、剣の間合いでなら地上にも空中にも前後左右上下どこにも死角がない。そして掴みのリターンがそこそこある。というのが強みな気がする。差し込みを減らして様子見と差し返しを多めにする、というのがマルスの正しい使い方なのではなかろうかと思っている。

その「弱めの差し込み」について見ていく。

まずは滑り横強。助走が必要だがリーチが長い。助走と合わせて全体45Fほど。リターンは根本9%先端12%、撃墜可。根本だとダウン展開、先端だと復帰阻止展開になりうる。なんだ、こう書くとそこそこリターンあるかもしれない。ステップやジャンプに当たりやすいが、ガードにめりこんで反撃を取られやすく距離を誤ると技置きにも負けやすい。

次に前ステ下強。ステップと合わせて全体37F。根本7%先端10%、ダウン展開になりうる。これのリターンがやたら低い。低%で当てると相手がふわっと立ちふっとびするが、このときどれくらい有利フレーム取れてるんだろうか。調べたいな。ステップに当たりやすくガードされても微有利展開だが、ジャンプに避けられたり技置きに負けやすい。

小ジャンプ下り空N。測るのが難しいがおそらく全体45Fくらい、リターンは二段目なら根本6%先端8.1%(小ジャンプ補正込み)。低%なら根本でダッシュ掴みが確定してリターンが高い。先端なら撃墜可。後隙が少なめ。地上技置きに勝ちやすくガードされても微不利で済む。当てにくいが空ぶっても隙が少ない。

ダッシュ掴み。ダッシュ掴み単体で全体42F、その前に走るのを含めるとさらに伸びる。一番隙が大きい。リターンは低%なら掴み打撃→下投げ空上で14.9%か18.3%、さらに着地狩り展開へ。高%なら掴み打撃3回→上投げで8.9%、OPを回復しつつ着地狩りへ。前投げ後ろ投げにするとダメージが1%下がるが崖展開になる。超高%なら撃墜可。ガードと前ステップは掴めるがジャンプと引きステップを技置きに負ける。かつ空ぶったときの隙が大きめ。

ジャンプ読み空前(空上)。高度を合わせて小ジャンプや大ジャンプから空対空をする。ジャンプに勝てるがステップとガードと空中技置きに負ける。地上技置きにはあいこくらい。

相手の待ち方を見極めてこれらの技で差し込んでいく。ガード多めなら下強でつつき、それでもガードを張るなら掴んでみたり、ステップ多めでガードがないなら滑り横強で差し込んだり、ステップしながら地上技を置くようなら小ジャンプから飛び込んでみたり。

相手が何もしないなら差し込んで、差し込みを受けるために何かするようならそれを見てから狩りたい。という戦法。

 

 

とりあえず一旦ここまで。崖展開とか着地狩りとか復帰阻止とかまだなんか書くことありそうだけど、今回はニュートラルゲームについて整理したかった。加筆するかもしれない。