丸日記

丸海てらむの日記です

大会直前! イカトドンドラフト杯2021 事前考察

丸海てらむです。

 

とりあえずイカトドンを知らない人はタイトル見て何のこっちゃと思うだろうので、とりあえず説明をしよう。知ってる人は本編へどうぞ。

 

 

イカトドンとは、僕が普段遊んでいるコミュニティのことです。

ika.queloud.net

これだ。

 

スプラトゥーンが好きな人が立てたマストドンインスタンスで、要はスプラトゥーン専門のツイッターみたいな感じ。入れば見る人全員がスプラトゥーンのプレイヤーで、声をかければ誰とでも遊べるし、毎晩覗けば誰かがいる。そういう場所である。登録人数は確か1000人超えてるくらいで、毎日毎週来てるアクティブな人はたぶん50人はいそうで100人いるかは怪しいかなってくらい。けっこう人がいる。僕は毎晩のようにそこで誰かと遊んでいるわけです。

 

でだ。そのイカトドン内で今度5月29日、ドラフト杯が開催される。

スプラトゥーンというのは4vs4のチーム戦で、普通はオンラインで知らない人同士で勝手にチームを組まれて戦ったり、もしくは知り合い4人でオンラインに潜って同じく潜る他の知らんチームと戦ったり、もしくは知り合い8人集めて4vs4に分かれて戦ったりする。

今回はなんとイカトドン内だけで20人くらいを集めて、そこから「主将」を5人だか6人選び、彼らは順番に他の参加者をドラフトのごとく拾っていって、そうしてできたチーム同士でトーナメントだかリーグ戦をやろう、という大会である。主催の人もいちユーザーのローカル大会。普段知った顔同士で戦うのでもうモチベがやばいことになっている。そういう大会です。

 

でこの記事はその大会に向けて、ルールの考察だとかドラフトの仕方だとかを考えようという記事です。基本的にはイカトドンの人向けの記事で、そうでない人にはこの説明文を以ってまあ記事の終わりとする感じだろう。

 

対外的な説明は以上として、続きます。

 

 

 

 

ここから本編です。

 

 

前回大会*1で自分が考えてたのは「なるべく強い人を取る」「その上で編成のバランスをとる」「特に前衛が足りず後衛の人が多いので、前衛を優先的に取ったほうがいいかもしれない」とかだけど、今回はまた前回とは違ってそうだ。

 

一番の変化、ピックするときに運営がまとめただいたい同じ強さの人四人の中から選ぶようになった。これによって、誰を選んでもメンバーの強さにはあまり大きな差がないということになる。前回大会でそこそこ重要だった「強い人を推測して取る」という戦略が、今回はもう自動的にみんなできているということになる。なので提示された四人の中から誰を選べばいいかは、編成の相性とかバランスを見て取っていくことになる。

これは個人的にはけっこう良い変更なのではないかと予想している。やってみないとわかんないけど。ちょうどハースストーンやシャドウバースとかのカードゲームのドラフトでこんな方式が採用されている。

 

ドラフトの指針としてはとりあえず以下を思いつく。

・後衛を何枚まで入れるか

・塗りが足りているかどうか

・ボムの枚数

・SPのバランス(アーマー被りは何枚まで許容するか、打開用のSPがあるか、など)

・チーム全体での戦略(荒らし気味に戦うのか、じっくり前線を押すのか、など

 

こんなとこだろうか。どれをどれくらい重視するかは謎だ。自分はアーマー2枚被ったらけっこう嫌だなあと思うけど、強い人に話を聞くと2枚は全然アリですよって返答をよく聞く。前後衛のバランスは前衛3後衛1が理想なんじゃないかと思うけど、では前衛4と後衛2とではどっちがどれくらいきついのか。とかとか。

考慮すべきことがいっぱいあって、最適解は誰にもわからない。誰を取るかにけっこう主将の個性というか独自の判断が出そうだ。出来上がったチームを眺めるのもまた一興。

 

もう一つ、今回ルールステージの選び方がちょっと変わっている。「一試合目はチームのコストの低いほうが好きにルールとステージを指定する」「二試合目以降は前の試合での敗者が好きにルールとステージを指定する」「ただしその相手との対戦で既に自分で指定したルール及びステージは再度指定できない」というもの。常にどちらかのチームが、自分に有利なようにルールとステージを両方指定して試合が始まる。

ルールとステージ両方指定できるのがかなり重要な気がする。一番自分たちに有利な舞台を選べるわけである。逆に言うと、相手が指定するときは最もこちらに不利な舞台で戦わねばならない。

ここにけっこう力量が出そうだなと思った。これが準備期間のある大会だったら、特定のルルステだけ練習して(例えばデボンアサリとかの特殊でみんなが不慣れそうなやつを超練習して)それを指定して勝つ、みたいなことができそうだけど、ドラフト杯ということでメンバーが確定したら練習期間もなくもう試合が始まる。自チームと相手チームの8人を眺めて、最もこちらの4人が得意で向こうの4人が苦手とする舞台を見抜く必要がある。これはけっこう高度な判断が求められそうだ。

あとこのルルステ指定はドラフトにも影響してくる可能性がある。つまりチャー2枚とかスパッタリー2枚とかの尖った編成にすると、すごく得意なルルステと苦手なルルステが両方発生することになる。例えばチャー2編成を組んでタチウオとかデボンとかモンガラとかでエリアを指定すればかなり有利になりそうな気配がする。ただし相手に指定される場合はガンガゼとかコンブとかでアサリを指定されるかもしれなくて、チャーが腐ったりチャー使いの人がサブ武器を持たざるを得なくなったりするかもしれない。

長所も欠点もある尖った編成を組んだとして、それは結局強いのか弱いのか。答えは「ルール決定権のあるときは強い」ということになる。すなわち「コストで劣っていてかつ尖った編成にすることで、有利なルルステを二回押し付ける」という作戦がある。基本的には2本先取なので、初戦指定、次負けてももう一回指定できる。決勝の3本先取でも一回指定権が多いのには変わりない。ということで尖った編成を作りつつステージ指定権を狙う、という戦略が一応存在しそうだなと思った。

 

もっと探せばいろんな戦略が考えられそうだけど、まあ上で挙げた例も含めてけっこう難しそうだし、一発勝負のドラフトで成り立たせられるかけっこう謎だ。自分が主将だったらとりあえずバランスよく拾っていって事故らないようにしたいかなあと思うけど、当日どうなるかは参加者のプールとかその場の流れ次第だ。蓋を開けてみたら一個くらいヤバい編成してるチームがいるかもしれない。

 

そして上記の内容は自分が勝手に考えたことなので、実際主将の人が何を考えているのか、ここに書いてない視点が存在するのか、果たして今回大会の勝負の分かれ目はどこにあるのか、一体謎であります。ただ選ばれたチームの中で頑張って勝ちを目指したいなあという気分です。

 

長くなった。

 

いよいよ29日、公開時点から数えて明後日が大会です。

僕も出ます。

ドラフトも楽しみだし試合もしたいし観戦もしたい。

やっていきましょう。

*1:前回大会って自分は2020年10月のを指して言ってるが、それ以降なんかあって見逃してたらすみません