丸日記

丸海てらむの日記です

文章を書こう

文章をまた書こうかな、という気持ちが少しずつ増してきた。

 

自分が真面目に文章を書く練習をしていたのはだいたい中学1年から高校3年までの6年くらい。毎日ブログを書いてみたり文芸部で小説を書いていたり即興小説をやたらめったら書いていたりした。卒業からだんだん頻度が落ちて今は年に1万字も書いているか怪しい。と言うとけっこう書いてるじゃんと思われそうだが一番書いていた時期は毎週1万字くらい書いていた気がする。たぶん。記憶の中で盛られているかもしれない。

 

なんとなく「文章の練習はいつでもできそうだから、今はいいや」みたいな気持ちがあった。やりたいことがいっぱいある。ゲームもそうだし歌も上手くなりたい。気づけば18だった自分は24になり、あと8か月もすれば25になる。三十路まではあっという間だと聞くのでそろそろかもしれない。

 

あと、何かを練習するときってある程度上手くなったら成長が止まってしまう。文章もそうなっていた感じがあった。これ以上いくら書いても上手くならないのでは、もう自分の才能の限界まで来てしまったのでは。自分ができることを全部やってしまった、という感じがあった。何を練習していてもそんな時期が来る。ゲームでも何でも。

その感じを打破したくて、スプラトゥーンスマブラにだいぶ打ち込んで見た。それぞれ三年ずつくらい。もうやり切った、もうこれ以上上手くなる余地は全然ない、と思ってからもなお続けてみた。だんだんしんどくなってきて、上手くなろうとか強くなろうというよりは自分が興味を持って続けられるにはどうすればいいか、ということを考えたりしていた。結果楽しいままに三年が過ぎて、三年間ずっと強くなり続けた。最初の半年か一年くらいで上位10%くらいのプレイヤーにはなっていた気がするけど、今はたぶん上位1%未満くらいになっている。成長が早いほうか遅いほうかはわからないが、とにかく今まで才能の天井だと思っていたものを押し上げることができたという成功体験になった。

 

それから、どうも自分がやりたいことはやっぱり創作なんじゃないかと思うようになってきた。ゲームをやるときはいつも人がやっていないような珍しい戦術をわざと選んだり、先に「このゲームの攻略法はきっとこういう見た目になる気がする」とか「こういうふうに勝ちたい」という理想みたいなものを持ってそれを実現しに行くみたいなことをやりがちで、純粋に勝負をして人に勝ちたいというよりはゲームを通じて自己表現をしたいと言ったほうが近いような気がしてきた。要するに単に勝っても嬉しくなくて、自分にしかできないようなスゴいことをして人に見てもらいたいのだ。もしそれなら、たぶん勝負の世界に生きるより創作の世界のほうが向いている。そうではなかろうか。どうだろうか。わかんないけど。

 

そんな感じでまた何かを書こうかなという気が沸々と湧いてきている。

何を書けばいいのか。みんな何が読みたいんだろう、俺は何が書きたいのか。わからないが。

 

まあとりあえずは深く考えずに、頭空っぽにしてキーボード叩いてる時間は幸せだなあ、くらいの気持ちで続けてみてもいいかもしれない。それこそ即興小説トレーニングを久しぶりにやるとか。やるかわかんないけど。