丸日記

丸海てらむの日記です

自分とゲームとラットパーク実験

丸海てらむです。

 

ラットパーク実験の話を思い出すたび、友人を大事にしようと思いを改める。

 

何かと言うとこれです。

 

ラットパーク実験[編集]

ラットを1匹だけ入れた普通の実験用ケージと、普通のケージの200倍の広さの中に十分な食料とホイールやボールなどの遊び場所とつがいのための場所などもある中に雌雄のラットを16-20匹入れた「ラットパーク」を用意した。それぞれ、普通の水とモルヒネ入りの水を用意し、モルヒネを混ぜた水は苦いので砂糖を混ぜて甘くした。

実験用ケージのラットは砂糖が少なくてもモルヒネ入りの水を好んで飲むようになった。ラットパークのラットはどんなに砂糖を入れてもモルヒネ入りの水を嫌がった。実験用ケージではモルヒネに依存性を示すようになったラットも、ラットパークに移すと普通の水を飲むようになった。実験用ケージで長期間も強制的にモルヒネ入りの水を飲まされ中毒の状態になったラットは、ラットパークに移されるとけいれんなどの軽い離脱症状を見せたが、普通の水を飲むようになった。

この実験は、麻薬依存症の原因は麻薬の依存性よりも環境であることを示唆するものであった。

 

ラットパーク - Wikipedia

 

wikipediaより。ラットに水とモルヒネ入りの水とを与えて、どちらを飲むかという実験。一匹のラットを狭いケージの中に入れて実験するとモルヒネ水を飲むようになるが。快適な環境で何匹も一緒に実験するとだいたい水を飲むようになる、という。

 

眠いので文章が変かもしれないがご容赦を。

 

このラットパークの話を何年か前に読んで、それ以来ずっと心に残っている。自分もちょっと似たような状態で、ゲームにおいて依存症に近いような状態になっている。ニートのころは特に寝食も忘れて朝から夜まで、夜からまた朝までやって、体力が尽きて倒れるまで毎日やっていたりした。新しいゲームが出たら腱鞘炎でボタンが押せなくなるまでぶっ続けでやっていたりした。今はそこまでじゃないが、ゲームに限らず、自分は何かと一つの物に依存したり逃避したりしがちだなあと思うので、その解決というか、自分がどういう状態にあるのかを考える上で、このラットパークの話が役に立つんじゃないかなと思った。

 

要するに自分も寂しいからゲームやらyoutubeやらに没頭しているのではないかと思った。人と喋ったり遊んだりする時間が足りないのではないか。生来どうしても人を避ける習慣が身についてしまっている。前の家でのことを思うとこうならざるを得なかったわけだけど。

 

別にゲーム依存症とかやめたいとかそういうわけではなくて、孤独でいるのはそれだけ人間にとって大きな問題なんだなあ、と思った次第。で、僕だけでなく他の人にとってもそうな気がする。ツイッターにいると特にそう思う。

 

薬物依存の治療として、人と触れ合う場所を作ってあげるという取り組みがあるらしい。ラットパークのような。そんな大変なことなんだろうか、と思ったりする。自分は一応好きなゲームを通じて知り合いが何人かいるので、これが当たり前のように思っているが、実際誰かと仲良くなって日常的に喋る、というのはけっこう大変なことかもしれない。仲良くなるまでが。

 

たぶん実況動画とかラジオとか本とかでも多少はマシになる。

 

 

 

長々書いたが、まあこの実験結果と仮説が正しいとは限らない。合ってるような気がするだけだ。

 

とにかく人との繋がりを大事にしなきゃあなと思った。依存症に限らず、人生のいろんな問題と繋がっている気がする。若いうちに何か未来への投資ができるとしたら、資格を一つか二つ取るよりも、孤独から逃れて友人に囲まれて暮らすことに慣れたほうが、いろいろと良いような気がする。

 

というようなことを、眠れず布団の中で思っていた。で書いたのでまた眠る。

またいずれ。