シンプル・イズ・ベスト

丸海てらむです。

モノの見方を洗練していくと、単純で汎用的な法則にたどり着くと思っている。より正確に言えば、「汎用的で単純な法則で世界を説明しようとすることが、モノを考える努力である」ということになる。

世界には最初から法則があって人間がそれを発見しているのか。それとも複雑で混沌とした世界を、どうにか人間が処理できる形で説明しようとしているのか。たぶんどちらかということはない、客観的に見れば後者だし、主観的に見ればやはり世界に元々真理が在ると思ったほうが気が楽だろう。

モノ自体に属性があるのか、人間がモノを通して得た体験や抱く感情をまとめてそのモノに関する現象と括っているのか。

なんかこんなこと考えてたら発狂しそうだ。おれが明治の人間で大学を出ていたら、ナントカの研究とか言って難解な哲学書を書いていそうだ。現代で哲学書を読む人はいない。少なくとも自分と自分の友人は読まない。ただ考えたものが生活の中で使われたり使われなかったりする。もしくは自分がちょっと達観したような顔になれて、あんまり人や現象に怒らなくなる気がする。まあ考えること自体が趣味なので無益と思われても考え続けそうだ。実際はこういう「人間のモノの考え方とは」って概念が人生で一番大事な考え事だと思ってるので、当面は続く気がする。

「人生で一番大事な考え事」ってフレーズ、友人から聞いた概念なんだけどあまりにもしっくり来すぎるのとそれまで自分の中でこれに名前がついてなかったので、気づかずそのまま採用されている。

眠すぎる。たまには変な文章を書き散らすのを許してくれ。寂しいので。

自分のことを文章を書くのがうまい人間だと思っていたけど、なんか今日は別である。読んでわかってもらえる気があんまりしない。自分でもあやふやな思い付きを、あやふやなまま書いてるのだ。

日記を書こう。最近あったこと。

だいぶ前に投稿した動画がちょっと伸びた。ちょっとどころじゃないか。

youtu.be

これです。5000再生とかになった。なんでだ。

元は「インポスターで遊ぼう」っていう動画があって、アマングアスのキャラで似たような動画を見たのだ。面白そうだったので真似して作った。概要欄にもちゃんとこれが元ネタですと書いてある。20再生くらいされてそのまま四か月くらい埋もれていた。でそのうち別の人がAPEXで同じネタをやって、それがバズったらしい。それの関連動画に自分のこれが表示されるようになって、それで最近急に伸び始めた、という感じらしい。

なんだろう。投稿してしばらく埋もれてたのに急に伸びたので変な気分になっている。当たり前だが動画の面白さとか出来みたいなものは投稿してから今まで何も変わっていない。インプレッション数が増えたのだ。youtubeがこの動画をいろんな人の画面におすすめしてくれるようになった。

クリック率が高いとインプレッションされやすいんだろうか。自分の他の動画の3~4倍くらいクリック率がある。

動画投稿もまた修羅の道である。誰がどんな気持ちで見ているかも、youtubeのシステムがどうなっているかも、自分がどうなれば満足するかも何もわからない。複雑だ。でもどうにか単純な法則を見出してやっていくんだろう。人間てそういうもんである。

まあ考えていこう。

とりあえずの指標として、「正直に生きていればそんなにつらいことにはならない」というのがある。嘘ついたり無理して何かを得ても、過程で味わう苦しみに見合うかどうかわからんのである。素直な気持ちで「これやろう」「やめとこう」と感じるのは、知らないうちに損得計算が済んだ後の結論なので、だいたい採択して問題ない。という知見。

最近気づいたこと、そして十代の自分に伝えたいこと。世間にある成功本とか意識高い系の格言とかは、自分の肩書を立派にしてくれるかもしれないが、それで幸せになれるかどうかは人による。自分はたぶんならない側の人間である。平穏に暮らしたい。自分が健康で、友人がいれば、欲を言えば恋人もいれば、それでもう何も言うことがない。詭弁とか綺麗ごととか理想論でもなくて、体験として。人と話したり遊んだりしてるときが一番生きてるって感じがするのだ。人間不信の自分でさえ。

たぶん文章を書いているのもその一部だろう。少しでも誰かと繋がっていたい、誰かに話を聞いてもらいたい。こんな稚拙な文章でも、一人にでも自分の思ってることを受け入れて欲しい、と思ってしまう。それを実現するのもまた人生なんだろう。ちゃんと努力する価値がある。